私たちの衣服に使われている化学繊維(ナイロン・アクリル・ポリエステル等)から出る極小の繊維が引き起こす海洋汚染などの環境問題をご存知ですか?
化学繊維で織られている衣類を洗濯するたびに極小のマイクロファイバー(長さ5ミリ以下)が抜け落ちて排水されていきます。
この極小の化繊破片は、汚水処理施設の「ろ過」システムを通過してしまうものもあります。これらの化繊の極小のマイクロファイバーは、海、海岸、川、湖などに放出されてしまうことがあり、その一部は土壌などにも蓄積されていきます。
また、歯磨き粉や化粧品には、マイクロプラスチック・ビーズという極小のプラスチック粒子が含まれているものがあります。この極小ビーズは私たちの洗面台やシャワーから排水されますが、汚水処理工場のろ過システムではろ過できないほど小さいためにそのまま海に流出し、ウミガメ、海鳥、そして魚(そしてひいては人間)の体内に入り込みます。
「マイクロファイバー汚染」は、現段階では、その量およびそれが発見された生態系に及す危害はまた詳細にはわかっていません。
それでも、このような新しい問題は多くの人たちに知ってもらう必要があると感じました。
20ミクロンのフィルターで撮影されたファイバーの画像。
写真:Shreya Sonar(カリフォルニア大学サンタバーバラ校ブレン環境科学・経営スクール)より
私たちにできること
- 私たちが作り、消費するすべてのものが地球に影響を及ぼすことを意識する
- 高品質で丈夫な衣類を長く愛用する
- できるだけ洗濯の回数を減らす
- ドラム式洗濯機を選ぶ(縦型洗濯機で洗った化繊のジャケットは、ドラム式洗濯機で洗った場合に比べて、抜け落ちた繊維が5倍に)
参考 / 引用元:パタゴニアのブログ「クリーネストライン」
海の極小プラスチック繊維について私たちが知っていること
マイクロファイバー汚染に関するアップデート
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