海外でも有名な日本人作家の筆頭である村上春樹さんの長編小説『1Q84』(いちきゅうはちよん)の舞台として市川市が登場していることをご存知ですか?
主人公の二人(天吾と青豆)が、それぞれの家庭の事情からつらい幼年期を過ごし、小学校の同級生として重要な出来事を体験する場所が千葉県の市川市なのです。
二人とも毎週日曜日に、市川市内を親に引きまわされるというトラウマをかかえます。
また、物語のキーパーソンである牛河が、二人の母校を訪問する際に、市川についての地理的な記述があったりします。一度でも市川を訪れたものであれば、風景が思いうかぶような描写があったりと地元に住むものとしては楽しく読めると思います。
インターネットで検索してみると、天吾たちが通った小学校がどこなのか?推考をしている方がいらっしゃいました。その方によると二人を追う牛河が、市川駅に降り立ちタクシーで小学校へ向かうことから二人が通った学校は、八幡小学校ではなく市川市立真間小学校ではないだろうか?と推測されておられました。
「市川市って、東京都千葉出張所みたいな雰囲気」という表現がおもしろい!
ヘアサロンThe Bを運営する「株式会社BeautyOkamoto」のfacebookページでもシェアされていましたが、春樹さんも市川に住む人たちの印象についてふれています。
村上春樹さんは、きっと『1Q84』を執筆する際に現地を訪れて取材されているはずです。
アニメや映画のロケ地が聖地巡礼として密かに有名になることも
「ハルキスト」と呼ばれる熱狂的なファンもいる村上春樹さん。もしかすると物語に市川が登場したことで、少なからず市川や本八幡を初めて知ったり訪れた方もいらっしゃったかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/1Q84
「1Q84」は、読み応えのある長編小説です。
興味をお持ちの方はこの機会にぜひお試しください。