憧れの「薪ストーブ」が大気汚染の一因に!?
フランス・アルプスの美しい谷間の地域で季節的に深刻な大気汚染が発生しています。
大気汚染物質の中でも最も健康被害が大きい粒子状物質(PM10)と微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が危険な水準にまで達する日が1年間のうち平均40日間もあるそうです。
仏アルプスで息をのむ理由 絶景と……PM2.5 – BBCニュース
15万人が暮らす世界で最も有名なスキー・リゾートに囲まれるアルブ峡谷では、多くの人が、気管支炎、喘息などに悩まされ「空気が臭い」のだといいます。
保育園・小学校では、低年齢の子どもたちは休み時間でも屋内で遊ばなくてはならなく、年長の子どもは外には出られるが、走ってはいけないと決められています。
この大気汚染には3つの主な原因があるようです。
高い山に囲まれた谷間の地形と低い気温などの気候、そして燃料としての木材利用、つまりは薪ストーブが原因になっています。
今まで環境に優しいイメージしか持っていなかった薪ストーブに、そんな一面があるということを初めて知りました。
日本ではまだここまでひどい大気汚染はおこっていないかもしれませんが、地形や気候の地域はきっとあるはずです。
地球は繋がっています。
環境に優しいエコなイメージばかりが定着している薪ストーブがもたらす大気汚染について知っていくことで、私たちがストーブを選ぶときに多くの選択肢を持つことができそうです。
私たちにできること
- 環境問題について、家族や友人と話し興味を持ち続けること
- 大気汚染について研究する機関を応援する
- 薪ストーブに変わる新しい暖房設備をみんなで考えていく
The Bでは毎年アースデイに賛同した取り組みをおこなっています。
アースデイ期間中はチャリティーメニューをご用意させていただきました。ご協力いただいた金額の利益分を寄付させていただきます。
詳細は以下のページよりご確認ください。
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